今回は、チューリップの開花時期・植え付け時期についてご紹介します。
色とりどりで種類が豊富なチューリップは春の花の代表的存在ですね。チューリップをガーデニングで楽しんでいる人もたくさんいますが、初めて植えた時はなかなか花が咲かなくてやきもきすることも。
開花時期はチューリップの種類によっても若干違います。それぞれの開花時期について見てみましょう。また、植え付け時期などチューリップの栽培についての基本的知識についてもご紹介します。
チューリップの開花時期
開花時期
チューリップの開花時期は種類によって異なります。
早咲き3月末~4月半ば
普通咲き4月半ば~5月
遅咲き4月末~5月
という具合です。
早咲きには「一年早咲き」「八重早咲き」
普通咲きには「トライアンフ」「ダーウィン・ハイブリッド」
遅咲きには「一重遅咲き」「八重遅咲き」「フリンジ咲き」「パー六と」「ブロークンチューリップ」などがあります。
ちなみに花を長持ちさせるには開花してからは半日陰で育てましょう。
植え付け時期
チューリップの植え付け時期は、秋になります。9月~11月に植え付けましょう。5号の植木鉢に3つが目安です。土に、球根3つ分ほどの深さで穴を掘り、球根の頭を上にして植えます。土をかぶせて水を与えましょう。
ある程度寒い気温にさらさないと花が咲かないので、温かい室内に置いておいてはいけません。雨や雪に当たるところに置いておきましょう。
球根は、傷のないものを選び、盛った時にずっしりと重みがありふっくらして形の良いものを選びましょう。
水やり
水やりはチューリップの場合はゆっくり水やりします。一気に水を与えると土が水分をしっかり吸えないまま流れ出てしまうので、数分時間をおいて何回か水やりしましょう。
プランターの底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりします。花が咲かない冬の間は基本的に水やりは雨に任せますが、あまり晴れ続きで雨が降らないようなら様子を見て水やりしましょう。
ベランダなど雨の当たりにくいところに置いている場合は自分でしっかり水やりする必要があります。冬の間は葉っぱも何も出ていないので土の上が殺風景ですが、しっかり水やりを怠らないようにしましょう。
冬の間に水不足になると春になって花が咲きません。チューリップが綺麗なことで知られるオランダですが、オランダは非常に水に恵まれた土地です。チューリップは乾燥に弱いので水切れを起こさないよう注意しましょう。
チューリップの水やり頻度は地面やプランターの表面が乾いてから、たっぷりと与えます。土が乾く前にい与えると、過湿過ぎてチューリップの球根が腐りますので気を付けましょう。
まとめ・チューリップの開花時期と植え付け時期
チューリップの開花時期や植え付け時期、水やりなどの基本の育て方についてご紹介しました。
チューリップがなかなか咲かない・・・と思っているなら、もしかしたら遅咲きのチューリップの種類である可能性もありますね。
また、冬の間に枯らしてしまって芽が出てこないという可能性もあります。冬の間の水やりは重要なので怠らないよう気を付けましょう。