アシナガバチの生態

今回はアシナガバチの生態についてです。

アシナガバチは、スズメバチ科なので見た目はスズメバチに似て細長い体に長い足をしています。

しかし、アシナガバチは巣の作り方などスズメバチとは違うところもあります。

アシナガバチの生態や越冬などについて詳しく確認して行きましょう。

アシナガバチの生態

巣の特徴

蜂の巣というと、六角形がたくさん集まってできていますよね。しかしスズメバチは、それがむき出しにはなっておらず覆われています。

アシナガバチは、覆われていないので、外から六角形がたくさん見えます。成虫が群がっている様子が伺えます。巣作りは、女王バチが一人で行います。

越冬

女王バチは枯れ木や木の洞、土の中に潜り越冬します。目が覚めたら女王バチは花の蜜で栄養をつけて、体力を取り戻します。お腹が減っているので女王バチは越冬後は大人しいです。

その女王バチが産んだ次の年の女王バチは、秋頃繁殖行動を終えて後、同じく木の洞などに移り越冬します。

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巣作り

そうしたら巣作りを開始します。まず、木をかじって唾液と混ぜた繊維で巣作りします。スズメバチの巣よりも頑丈です。スズメバチは朽木を材料にしますが、アシナガバチは樹皮を材料とするので丈夫にできるのです。

部屋が1個とか、3個くらいできたら取り敢えず卵を産み付け始め、働き蜂を増やして行きます。6月頃働き蜂が出てきて、そうして残りの卵を産み付けたり、幼虫の面倒を見るために7月から8月は忙しく餌を取ったり、巣作りを完成させるために忙しくして、この頃は攻撃性が増しています。

アシナガバチの幼虫の餌になるようなイモムシなども、ちぎってまるめて巣に運びます。ケムシやカメムシも餌にしますので、農業をしている人にとっては益虫です。

やがてオスバチ、次の年の女王バチも産まれてきます。

10月頃になるとオスバチが飛び回って、次の年の女王バチと繁殖行動を取り、次の年の女王バチは石の影や木の洞などの寒さをしのげるところに移動して冬を越します。

働き蜂は、一年で死んでしまうので冬には巣が空っぽになります。

天敵

スズメバチに襲われて、巣が破壊されることがあります。幼虫も引きずり出され持っていかれてしまったり、働き蜂かオスバチか、戦死者も出てしまいます。

逃げ延びたアシナガバチたちは、木の葉のところに集まってひとかたまりにぶら下がっている様子が見られます。

まとめ

アシナガバチは、大人しい質の蜂なので、巣にちょっかいを出さなければ別に攻撃してくることはないと言われています。

アシナガバチの巣の駆除をしない地域も増えています。しかし、もし刺されるとスズメバチに刺されるよりも痛く、毒のショックによってアナフィラキシーショックを起こすこともあります。

それにより死亡することもあるので、子どもが好奇心で蜂を触ったり巣を触ったりしないように言い聞かせましょう。

また、洗濯物にくっついていて、気が付かずに取り込んでしまって刺されるということがないように気をつけて下さい。

巣を刺激しなくても、周りで写真を撮っていたら攻撃してきてあっという間に一刺し顔を刺され、顔がボコボコに腫れてしまったということもあるようなので気をつけましょう。

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