鳩から移る病気はふんを媒介に感染する?症状・対策法

鳩のふんは迂闊に触ってはいけません。頭や服や家のベランダなどに糞をされることがありますよね。

でも、糞には、鳩が持つ病気の菌や原虫などが含まれています。鳩の糞に接触してしまったらしっかり手洗いをしましょう。

しかし鳩の糞は乾燥してしまうと風によって舞い上がりやすく、飛沫を吸い込んでしまったり、服や髪に付いてしまいそこから感染することも。

鳩の糞からどのような病気に感染するのか、鳩の糞の掃除方法、鳩避けの対策方法などについてご紹介します。

鳩の糞による病気

トキソプラズマ症

世界の三分の一が、トキソプラズマに感染しているといわれています。生肉、鳩や動物の糞、糞を堆肥に使って栽培した野菜などから感染します。

猫のトイレ掃除や子供の砂場でのおままごとやお団子作りなども手にトキソプラズマがくっついて、感染する原因になります。家庭菜園なども土いじりをする場合はお気をつけて下さい。

トキソプラズマという原虫に寄生されると、発熱、筋肉痛や疲れなどが出てきます。しかしほとんどは治療の必要なく治ります。発熱すらしない場合も多いです。

しかし、急性症状が出た場合は網膜に炎症が起きて、心臓、肺、神経系に異常が起こる場合も。

しかし健康な大人の場合は免疫力によって症状が出ないこともあります。妊婦が感染すると、胎児に危険が及ぶので注意が必要です。

クリプトコックス症

カビによる感染症です。空気や土の中にいます。鳩ばかりではなく、猫からも感染することもあります。乾燥した鳩の糞の飛沫を吸い込むなどすると喘息などになったり、免疫力が弱いと脳炎などにも発展する恐れがあります。

このカビを持っている鳩は多く、フンに注意が必要です。鳩自体は体温が高いので感染しませんが、人間は感染することがあるので鳩の糞には十分注意しましょう。

この菌は乾燥しても死なずに2年くらい生きているので油断せずに、こまめに鳩の糞は掃除したり、鳩避け対策をしましょう。念のため掃除の時はマスクや手袋を着用しましょう。

ヒストプラズマ症

ヒストプラズマ真菌を吸い込むことで免疫力が低下していると発症する恐れがあります。

肺炎や肝臓、膵臓など全身に感染します。抗真菌剤によって治療します。鳩の糞に限らず土壌に存在しますが、鳩の糞やコウモリの糞などに汚染された土地ではヒストプラズマ真菌が増えて感染しやすくなります。

オウム病

鳥から移る病気で、鳥との過度な接触、噛まれる、糞を介してなどで発症することがあります。

症状は、高熱や頭痛、だるさ、関節痛、筋肉痛などが起こり、風邪と間違えやすいので注意が必要です。

オウム病は、治療にはテトラサイクリン系の薬を使います。抗生物質の種類によっては効きません。抗生物質は2週間くらい投薬します。

鳥インフルエンザ症

鳩などの糞や、野生の鳥の死体を触らないようにしましょう。鳥インフルエンザは鳥の間で感染しているうちに、人にも感染するような新型ウイルスに変化することがあります。

症状は、高熱、だるさ、咳、筋肉痛、下痢、鼻血などがあります。早期治療が大切なので、症状が現れたら早めに治療を受けましょう。

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鳩の糞対策・掃除方法

装備

鳩の糞は直接触ってはいけません。糞も吸い込まないようにしましょう。なので、マスクをして、ビニール手袋かゴム手袋をして鳩の糞の掃除をしましょう。

日和

鳩の糞の掃除の時は、風が強い日を避けましょう。風で乾燥した鳩の糞が舞ってしまい、服や髪に付いたり、部屋に舞い込んでしまうためです。鳩の糞を掃除した後は服を速やかに着替えて洗濯したほうが良いでしょう。

道具

鳩の糞の掃除に使う道具というのは、全て使い捨てにしましょう。

マスク、手袋、要らない新聞紙やキッチンペーパーなど、ゴミ袋、消毒用のエタノールや次亜塩素酸ナトリウムなど。あとは、ぬるま湯をバケツなどに入れてて用意しましょう。

手順

まず乾燥した鳩の糞にぬるま湯をかけてふやかします。ふやけたら、要らない新聞紙などで拭き取りゴミ袋に入れましょう。

糞がだいたい取れたら、消毒剤を吹きかけて拭き取りましょう。

鳩はたくさん糞をするので、お掃除しても糞がまた散らかることになり大変ですね。いちいちお掃除をしたくない場合は、鳩そのものを近づけないように対策しましょう。

鳩は法律で保護されているので勝手に駆除はできません。鳩業者に頼むか、家などの限られた範囲なら自分で鳩避けの対策をしましょう。

鳩を寄せ付けない対策

まとめ〜鳩の糞の病気や掃除〜

鳩の糞による病気と、糞の対策方法などについてご紹介しました。

鳩の糞に限らず、動物や土などの接触が、菌などの感染の原因になってしまうことがあるので気をつけましょう。

植物も、触るだけでかぶれたり、中毒を起こしたりする意外と危険なものが身近に結構ありますね。

猫好きも、実はトキソプラズマの影響なのだとか。可愛いといって、うかつに接触してしまうと自然界のものは危険(?)なことも多いですね。

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