ハリモグラは哺乳類なのに卵を産む!その生態とは

ハリモグラは哺乳類なのに卵を産むということで注目されていますね。

ハリモグラは卵を産むほかにも基本的に一匹だけで行動したり、餌さえあれば場所を選ばず生息するなど独特の生態を持つ生き物のようです。

そんなハリモグラの体の特徴や生態について詳しく確認していきましょう。

卵生ハリモグラの生態

生息地

ハリモグラはオーストラリアの砂漠以外のほとんど全域に生息しています。アリなどの餌が豊富な場所なら生息できるようです。

そのためハリモグラにとって重要なのは餌が豊富という条件だけで、その他には特別な条件の環境を必要としません。土地開発などによって住処を追われるなどの影響も少ないです。

体の構造

全長は30センチ以上で、体中にトゲを持っています。目はとても小さく耳の穴は頭の側頭に付いています。

ちっちゃな目ですが、モグラのように良く見えないということはなく、視覚で得られる情報や空間記憶力などはネズミと同じくらいあるといわれています。

汗をかけないので、暑い季節はシェルターに退避し、寒い季節は冬眠状態になります。

ハリモグラの特徴的なトゲですが、顔とお腹と脚以外の全身に薄黄色のトゲが生えています。5センチくらいの長さがあるトゲは、もともと体毛だったものがトゲに変化したものです。ハリモグラのトゲは年に一度抜け替わります。

トゲはハリモグラの独特の筋肉構造により、それぞれ別に動かすことができます。敵に対して身を守る時はボールのように丸まります。

手足は短く、5本指の先には爪が付いています。爪はとても強力で土を手早く掘り返すことができます。脚の人差し指と中指の爪は特別長く、後ろ向きに湾曲していて毛づくろいしやすい構造になっています。この長い爪でトゲの間から体毛を毛づくろいします。

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食性

ハリモグラは主にアリ、シロアリを食べます。

口はたった5ミリくらいしか開けられず、餌を捕食するときには口から舌を18センチくらいも出して餌を捕らえます。

舌には粘ついた粘液が付いていて、これは糖たんぱく質が豊富に含まれています。粘つきによって獲物をくっつけて捕らえ、舌を口の中に引き込むときに口の奥の方にある固いケラチン質ですりつぶして食べます。歯は持ちません。

舌をとても早く動かすことができ60秒間に100回も舌を出したり引っ込めたりすることができます。獲物をどのように見つけるかというと、耳が低周波を感知して地面の中にいるアリ、シロアリなどの存在を感知します。

ハリモグラの舌は、口から出すと血流がストップして地面を貫通したり土を貫通できるくらいに堅くなります。嗅覚も良くて餌を探知するのに用いられています。

活動

普段は日中は土の中や岩の影で暮らしています。夜になると活動して餌を探します。特定のねぐらは持ちません。休むときは土を掘ってその中で暮らし、基本的に単独行動です。縄張りを持たない流れもので、行動範囲が広めです。

ハリモグラは哺乳類なのにもかかわらず卵を産むことで意外性から注目されています。

ハリモグラは一度に1つの弾力のある卵を産み、母ハリモグラのお腹に発達させた育児嚢の中で卵はします。大体産卵してから10日ほどで、卵の中で卵歯というものが発達した赤ちゃんハリモグラは卵を割って出てきます。

孵化したばかりのハリモグラはおよそ1.5cmだといわれています。とても小さいですね。

まとめ・卵生ハリモグラの生態

ハリモグラはとても生きやすそうな動物ですね。たくましくて敵からの防御力も高く、どこでも生きていけそうな感じが憧れます。

以上、卵生ハリモグラの気になる生態についてご紹介しました。

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