カルガモの親子の生態・生息場所・餌・繁殖など

今回は、カルガモの生態についてです。

春にはカルガモ親子のお引越しがよく地方ニュースになっていますね。警官が動員されることもありますし、側溝にカルガモの子どもが次々落ちて、助けるために消防隊員が出動したこともニュースになっていました。

カモというのは基本的に冬の渡り鳥ですが、カルガモだけは別で一年を通して日本に生息しています。

そんな気になるカルガモの生態について確認していきましょう。

カルガモの生態・生息地

カルガモが水辺で泳ぐ姿は良く見られますね。水のある場所ならどこでもたいてい生息しています。

もちろん水は比較的綺麗でないといけません。小川、側溝などにも見られます。淡水の傍だけではなく、冬になると海の方に下ってカルガモ以外のカモ類と一緒に暮らすこともあります。

カルガモは何を食べて生きているのでしょうか。カルガモは主に植物を食べますが雑食で昆虫も食べます。植物の種子や、水に生えている植物、昆虫などです。淡水魚を食べることもあり、狩猟によって狩られたカルガモからオイカワという淡水魚が30匹も出てきたということもあるようです。

稲も食べるので害獣と認識されることもあります。雑食の傾向が強いので、イネばかりでんくタニシなどの貝類も食べます。タニシを食べるカルガモはお肉が臭くなるのでマガモほどは食肉として食べる機会は少ないといわれています。

カルガモはマガモと並んで美味しい肉だといわれています。日本ではハンターライセンスを所得したらカルガモを狩猟することを許可されています。

繁殖

カルガモの繁殖は、卵生です。巣は水の傍に作り、集団で繁殖地を作ることもありますが、あまりにカルガモの人口密度が高くなると母鳥のカルガモが他所のカルガモの雛を処分することもあるようです。

親のカルガモが自分の産んだ雛を処分することもあります。雛の数が多すぎるようだと処分するようです。卵を産むまではオスとメスのカルガモのパートナーで行動していますが、卵が産まれるとメスのカルガモは抱卵期と育雛期に突入します。

そしてオスのカルガモはオスだけで群れをつくり行動します。ただしオスでも雛を子育てする例もあります。卵から孵化したカルガモの子どもは、生まれてからすぐに自分で歩いて一人で餌を食べられるくらい育ってから生まれます。

小鳥を飼育している人からしたら、こんなに手がかからない鳥もいるんだとびっくりするのではないでしょうか。カルガモは二ヵ月もすれば飛べるようになります。

スポンサード リンク



原種

カルガモは元々原種はマガモですが、日本に生息しているカルガモはアヒルと交雑することで人間への警戒心が薄れて人間に対して恐れなくなってきたと考えられています。

都市部では人とのかかわりも濃いカルガモですが、その多くがアヒルと交雑したカルガモとのことです。見た目に関する遺伝はカルガモが強く出ていますが、性格はアヒルに近いと考えられています。

元々は狩猟されて食肉にされていたカルガモですが、今では性格はアヒルのように人に慣れているようです。アヒルとのあいのこなので、合鴨と呼ばれていますね。しかし合鴨も3代ほど野生で生きれば飛べるようになります。

カルガモはオスとメスで同じ羽の色ですよね。それは自然界の鳥としては珍しいことです。しかし派手な色合いだと天敵に狙われやすいので、オスでも地味な茶色がかった色をしているのだと推察されます。

まとめ・カルガモの生態

カルガモは、愛くるしい見た目どおりによく人に慣れているんですね。それがもともとのカルガモの遺伝子ではなくて、アヒルの遺伝子だということも初耳で驚きました。

カルガモの親子の行列を見るととてもほっこりして癒される人は多いと思いますが、多すぎれば自分たちでヒナを処分するという自然界の厳しい側面もあるんですね。

以上、とても興味深いカルガモの生態についてでした。

スポンサード リンク



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする